Window10「自動修復でPCを修復できませんでした」のエラーの対処法

Window10パソコンを立ち上げる時、「自動修復でPCを修復できませんでした」というエラーメッセージが表示され、「シャットダウン」や「詳細オプション」をクリックしても「自動修復でPCを修復できませんでした」が再度表示されてしまうことがあります。この記事では、Window10パソコンが自動修復できない/自動修復を繰り返す時の対処法を紹介します。

 

windows10自動修復.jpg

 

Window10「自動修復でPCを修復できませんでした」エラーが出る原因

 

ハードウェアのトラブル:メモリの不具合、ハードディスクの破損、部品の劣化など。専門修理業者ではない場合は、自分で修復しないでください。

ソフトウェアのトラブル:ブートセクタの不具合、システムファイルの破損、互換性のないソフトウェアとの衝突、ドライバの不具合

 

Window10「自動修復でPCを修復できませんでした」エラーの対処法

 

対処法1.セーフモードで起動する

 

1.「自動修復でPCを修復できませんでした」の画面で「詳細オプション」をクリックします。

 

windows10自動修復.jpg

 

2.「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「その他の修復オプションを表示」→「スタートアップ設定」→再起動

 

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3.「スタートアップ設定」→「4)セーフモードを有効にする」または「5)セーフモードとネットワークを有効にする」を選択します。

 

windows10自動修復できない2.png

 

セーフモードでパソコンが起動できる場合は、ハードウェアの異常ではなく、Windowsやソフトウェアのトラブルが考えられます。

 

対処法2.ソフトウェアをアンインストールする

 

最近新しくインストールしたソフトウェアはシステムと衝突している可能があるので、ソフトウェアをアンインストールしてみてください。

 

対処法3.システムファイルを修復する

 

1.上記対処法1の手順で「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「コマンドプロンプト」を起動させます。

 

2.コマンドラインdiskpartを入力し、エンターキーを押してください。

 

3.コマンドラインlist volumeを入力し、エンターキーを押してください。ドライブ情報が表示されます。

 

4.ドライブ情報から、Windowsがインストールされているドライブのドライブ文字を確認します。サイズが最も大きいドライブが最も有力で、「C」または「D」の場合がほとんどです。

 

5.ドライブ文字を確認後、コマンドラインexitを入力し、エンターキーを押してdiskpartを終了させます。

 

6.(確認したドライブ文字)(コロン)を入力し、エンターキーを押してください。Cドライブの場合は、C:を入力します。

 

7.コマンドラインcd \windows\system32\configを入力し、エンターキーを押してください。

 

8.バックアップを作成します。コマンドラインmd Backupを入力し、エンターキーを押してください。

 

9.続けてCopy *.* Backupを入力し、エンターキーを押してください。

 

10.システムファイルの破損の修復を行います。コマンドラインcd regbackを入力し、エンターキーを押してください。

 

11.続けてcopy *.* ..を入力し、エンターキーを押してください。修復が開始されます。

 

上書きの確認が表示されたらaと入力し、エンターキーを押してください。コマンドプロンプトを終了し、正常にパソコンが再起動できるか確認してください。

 

対処法4.パソコンを初期化する

 

パソコンを初期化するには「自動修復でPCを修復できませんでした」エラーメッセージの画面から「詳細オプション」に入り「このPCを初期状態に戻す」をクリックしてください。

 

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