SDカードのファイルやデータが削除できない場合の対処法

SDカードの空き容量を増やすために内部の不要なファイルやデータを削除しようと思った時に、なぜか削除できなくなってしまったことはありませんか。右クリックして「削除」を選択しても、「Delete」キーを押しても、一切反応しないという状態になっています。この記事では、SDカードのファイルやデータが削除できない場合の対処法をまとめて紹介します。

 

方法1.SDカードのアダプタをチェックする

 

SDアダプタにロックがかかているかどうかを確認してください。基本的にSDカードの左面にスイッチがあります。タブが書き込みできない位置にある場合、SDカード内のデータを書き換えや削除を行うことができなくなります。

 

方法2.パソコンの自動再生の設定を変更する

 

ステップ1.Windows10の場合は、Windowsマークをクリックして「設定」をクリックします。

 

ステップ2.「Windowsの設定」にデバイスをクリックします。

 

ステップ3.左メニューに「自動再生」をクリックします。「リムーバブルドライブ」と「メモリカード」に「毎回動作を確認する」を選択します。

自動再生

ステップ4.設定が完了したら、SDカードを取り出してもう一度挿入します。すると、データが削除できるようになります。一回で機能しない場合、数回取り出しと挿入を繰り返します。

 

方法3.コマンドプロンプトでSDカードの破損をチェックする

 

ステップ1.SDカードをカードリーダーに入れてパソコンに接続します。

 

ステップ2.Windowsの検索ボックスに「cmd」と入力します。

 

ステップ3.コマンドプロンプトを管理者として実行します。

 

ステップ4.「chkdsk e: /f(eを実際のドライブの文字に置き換える)」とコマンドを入力してEnterキーを押すことでチェックディスクが行われ、もしファイルシステムが破損している場合は修復が行われます。

もし「ボリュームの状態が正しくないため、操作を完了できませんでした。」というメッセージが表示されてしまう場合は、「chkdsk e: /f/r/x」とコマンドを入力してEnterキーを押し、書き込み保護とダーティービットを削除しましょう。

 

方法4.SDカードをフォーマットする

 

SDカードをフォーマットすると、中のデータはすべて消えます。フォーマットを行う前に、データのバックアップを忘れないでください。

SDカードのデータが削除できない時の対処法についてもっと知りたい場合、SDカード復元をクリックして閲覧してください。